北海道から鹿児島 あるいは外国で活躍されている同窓生の方がたくさんおられます。
今回は「ほろほろと」のご縁がありました同窓生のご紹介です 
お名前 赤石律扇（赤石律子）様 昭和36年卒（13回生） 旧姓 木村
平成29年秋に東京都中央区銀座5-7-4 東京鳩居堂第一画廊にて個展を開催されました。
個展開催にあたって出版された図録の文章をご紹介します。
感謝を胸に
この度、草心会関東展に併せて個展を開かせていただくことになりました。
私と仮名との出会いは故郷の広島でございます。中学・高校の春、先輩やかわいい後輩に別れのことばを送ることになりました。始めての巻紙に小筆は難しくもっと上手に書くことが出来ればと云う思いを残したまま終えました。
そして折々の自分を取り巻く環境の中で、書がゆっくりと、確かな形となりながら生活に入ってきたようです。
四十歳の秋、山口南艸先生にお会いし、草心会に入門させていただきました。西行の書をお勧め下さり今日に到りました。 筆を持つことで平常心を保ち、書き続けることで勁い自分にと成長を希って参りました。
いつも御指導して下さる阪本千楸先生、草心会の諸先生、暖かい応援を寄せて下さる書友の皆様に深く感謝しております。
全文本文のまま掲載
展示作品28点中の1作「ほろほろと」は同期の友 神根 雅子様（広島県安芸高田市 浄土真宗善教寺）の目に留まりお届けすることができました。
又、偶然個展をご覧いただいた内山副校長先生のお力添えで同窓生として皆様にご紹介していただき「比治山学園との深いご縁を改めて思います」と赤石さんはおっしゃっていました。
赤石さんの経歴
師 山口南艸先生 阪本千楸先生
日展入選・読売書法会理事 書道草心会総務理事・律扇書道研究会主宰・ららぽーと豊洲カルチャースクール講師